女性連合幹事 米本 裕見子（よねもと・ゆみこ）
第５２回総会 議案説明・懇談会（10/19、オンライン）が守られて、多くの方がたとともに豊かな時が持てたこと、お祈り・ご協力を心から感謝します。11月8日付の全国発送で、その記録と総会書面決議書を各教会・女性会へお送りしています。またすべての書類は女性連合ホームページからご覧になれます（パスワード：jbwu-sekai）。総会（書面開票）日は12月12日です。皆さまでご検討いただき、余裕を持って決議書を返送くださいますよう、どうぞよろしくお願いします（12月9日、事務所必着）。
議案説明・懇談会では、日本バプテスト連盟（以下、連盟）の中田義直常務理事より「理事会表明」について説明と謝罪がありました（詳細は本誌９〜11頁）。連盟と女性連合の二つのアイデンティティを持つ私たち女性自身が、長年「当たり前」としてきた連盟との関係性において「ジェンダー不平等に基づく構造的課題」があった（ある）ことを理解するのは容易ではありません。それでも広く共有し少しずつでもこの事柄を認識していくことで、言葉だけで終わるのではなく具体的な形・実となって次世代に希望をつないでいければと思います。この「理事会表明」をジェンダー平等に向かう一つの礎とし、この先、女性連合が自らの意志・責任をもって、ビジョンに基づくアクションとしてあらためて「世界伝道」を選び取る時、連盟と対等な関係性を築き真の協働へと導かれることを願っています。対等な関係性のうちに協働していくことが団体間のあり方として健全な形と言えるでしょう。さて、ジェンダー平等、健全な関係性（構造・システム）とは具体的にどのような姿・形なのでしょう。ご一緒に考えてみませんか。イエスさまに出会った私たちが、日々の信仰生活の中でより自分らしく積極的に生きるためのエンパワメントにつながると信じて。
「世界バプテスト祈祷週間」（11月24日〜12月1日）の祈りとお働きに心から感謝します。続けてアドベント、クリスマスと、年末の準備に気ぜわしい日々の中でも、静かに喜びの時を祈りつつ待ちわびていきたいと思います。暗く混迷するこの世界のすみずみに神さまの愛と希望が届けられますように。
