〜これからの女性連合〜
「これからの女性連合検討チーム」
今とこれから
女性連合幹事 米本裕見子(よねもと ゆみこ、東京北〔東京〕)
昨年10月の総会において、女性連合の新たな理念が満場一致で承認されました。私たちはこの理念を、単なる標語や宣言にとどめるのではなく、女性連合の歩みを支える土台として受け取り、生かしていきたいと願っています。
「これからの女性連合検討チーム」(以下、検討チーム)は、あと一期(26・27年度)をめどに、諸活動・世界宣教・財務・規約改定の4つのグループに分かれて再始動しました。理念を具体的な活動や制度につなげ、女性連合の歩みを次の世代へと手渡すための宣教のかたちを整えていくことが託されたテーマとなります。
検討チームは、単なる制度改革の場ではなく、これまで大切にされてきた働きや価値を見つめ直し、変えるべきものと守るべきものを祈りのうちに見極める信仰的な場となっています。現実から目をそらさず、痛みを伴う問いとも向き合いながら、互いの声に耳を傾け、謙遜に聞き合うことを大切にしています。ともに悩み、ともに選び取っていくプロセスそのものが、女性連合の霊的な歩みとなります。
私たち女性連合の宣教を考える時、これまでのあり方から解放され、柔軟に考えていくことが大切です。
では、私たちの「世界宣教」とは何でしょうか。これからの世界宣教は、国内外で小さくされているいのちとともに生きることも含まれるでしょう。女性や子どもたち、外国人・マイノリティなどの声にならない声に心を寄せる視点は、イエスの生き方そのものです。また事務局の日々の働きは、そのすべてが世界宣教につながる働きと言えるでしょう。
「メンバーシップ」も大きなテーマです。今も女性たちが集い、語り合い、支え合い、エンパワメントされる場は必要です。私たちは単なる「女性の集まり」ではなく、孤立しがちな一人ひとりがつながり、力を得ていくための信仰共同体です。近年、ジェンダーレスの潮流の中で、「女性だけで集まる意味はあるのか」と問われることもあります。しかし、社会の中で女性が置かれてきた歴史や現実を見つめる時、女性が安心して語り合い、経験や痛みを分かち合える場の必要性は、決して過去のものではありません。
また、女性連合の働きは、一つの教会の枠にとどまるものではなく、一つの教会では担いきれない課題にともに向き合い、連帯し、協力し合うことで成り立ちます。そして、この「つながる喜び」こそが私たち女性連合を長年支え続けている大きな恵みです。
検討チームの働きは、「私たちの宣教とは何か」を問い、求め続ける忍耐と祈りの営みそのものです。これまでご尽力くださった委員への感謝とともに、これからのチームの歩みと働きを覚え、引き続きお祈りいただければ幸いです。決して変わらない神の愛の中で、変化する現実に向き合い、変わることへの勇気と希望をいただいていきたいと願います。