「せかい」と出会う

「せかい」と出会う 2022年6月号

アガぺホーム(カンボジア)からこんにちは!

アガペホーム アドノ

「主よ、わたしたちのために/大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう」(詩126・3)

カンボジアのすべての社会経済分野で活動再開されたことを、神さまに感謝します。

国際線の運航再開により、さまざまな国からの訪問者や観光客がカンボジアを訪問する際の入国時の隔離の撤廃(ワクチン接種者のみ)、今年の3月17日からは入国時のPCR陰性証明書の提出及び抗原検査の実施の撤廃など煩わしいことがなくなりました。また教会でも礼拝やさまざまな活動が再開されました。

カンボジアでは4月中旬に行われる最大の祭りである「クメール正月」も、パンデミック(感染爆発)のため、この2年間は公の場で祝うことを中止していましたが、今年は4月14日から16日にかけて、国民全員で新年を祝う準備が整っています。

アガペホームの子どもたちの学校も、私が教師として教えている学校も、正月休みと学期休みがあります。子どもたちのうち、3人は実家に帰ります。悲しいことに、他の3人の女の子は、いわゆる自分の家がないので、スタッフのメレンラと一緒に2週間の学期休みの休暇と新年をアガペホームで過ごすことになります。私も来週から1ヵ月間、3年ぶりにインドのナガランドに帰省します。今は国際線が動いているので、神さまに感謝しています。

またコロナのために2年間伝道活動を控えていた村で日曜伝道をすることができるようになったことを、神さまに賛美をささげます。教会や子どもたちも、私たちの活動再開を喜んでくれています。

このまま良い状況が続けば、今年の11月には、沖縄バプテスト連盟の野原愛(のほら・あい)牧師、そして彼女のチームと一緒に、毎年恒例の子どもたちのゴスペルキャンプを開催する予定です。

4月1日には、プノンペンにいる6人のアガペホームの卒業生と再会し、祝福の時を持ちました。そのうち4人は正社員として別々の会社で働き、2人は大学生です(写真右)。

私たちの上にある神さまの恵みと祝福に感謝しています。皆さまからの継続的なご支援、愛、祈りは私たちにとって最大の祝福です。

「ですから、私は、すべての人のために、願いと祈りと執り成しと感謝をささげることを、まず第一に勧めます」
(Ⅰテモテ2・1)とあるように、以下のお祈りをお願いいたします。

・カンボジアの状況が「正常化」したことへの感謝。
・支援者を通して、アガペホームに神さまが継続的にサポートを与えてくださること
・村での日曜伝道が再開できるように。
・アドノが無事に帰国し、インド・ナガランドの家族や教会で過ごすことができますように。
・休暇と新年を過ごすために帰省する3人の子どもたち、またメレンラと他の3人の女の子がアガペホームで過ごす
ことができるよう、神さまの守りのために。

(22年4月8日記)

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