宇美教会牧師 (福岡) 間村 史子(まむら・ふみこ)
主の尊いみ名を賛美いたします。
皆さまのお祈りとささげものに支えられ、九州バプテスト神学校を卒業し、今年度の4月に宇美教会の牧師に就任いたしました。九州バプテスト神学校での5年間の学びの中の4年間を奨学生として過ごさせていただきました。奨学生を覚えて励まし支えてくださる皆さまに心より感謝申し上げます。
また、3月27日の牧師就任按手式礼拝のために沢山のお祈りとお祝いをいただき、ありがとうございました。「こんなに笑った就任式は初めて」というお言葉をいただくほど、笑いあり涙ありの喜びに満ちた礼拝となりました。
かつての「牧師は男性で既婚者」といった固定概念ではなく、「40代後半の女性で独身者」を牧師として招聘することを決断した宇美教会と共に、キリストの体の一部として新しい気持ちでの出発を迎えたところです。
4月第一週目の主の晩餐式のために、昨年度から式文作成に取り組み、イメージトレーニングもしていましたが、やはり大変緊張してしまいました。イースターでは、コロナウイルス感染対策を徹底しながら、礼拝後にエッグハントとバーベキューを行い、楽しいひと時を過ごしました。
また、地道に続けている「どうぞの机」(『世の光』2021年8月号にて紹介)を宇美教会のホームページで知ったという地域の方が連絡をくださり、品物を届けに教会を訪れてくださるという嬉しい出来事もありました。棚も増設し、前回の写真より随分賑やかになりました。ひとつひとつの出来事に神さまの恵みを覚えて感謝の祈りをささげながら、地域の方がたとの交流が深まっていくことを願っています。
神学校で「神学は神と人に仕えるために修めるものである」と学んだことを心に刻み、学びを続けながら福音宣教に励みます。本当に沢山のご支援をいただいたことをありがたく大切に覚えて、いつか、わたしも奨学生の方がたのお役に立てますようにと祈っています。
言い尽くせない感謝をこめて。
緑の牧場教会牧師 (広島) 林 守鎮(イム・スジン)
主のみ名を賛美いたします。
女性連合の奨学生としてたくさんの方がたに祈られ、支えられてきました。心より感謝を申し上げます。
今年3月、西南学院大学神学部の特別研修生と選科生としての4年間の学びが終わり、4月から広島県東広島市にある緑の牧場教会に赴任しました。
私のような者を牧師として招いてくださった教会に感謝しつつ、主の導きであると信じて、家族と共に3月末この教会に引っ越してきました。子どもたちの中学校、小学校、幼稚園それぞれの転校の手続きや、前任牧師からの引継ぎから始まった教会の仕事などで、とても忙しいスタートの時を過ごしました。毎日緊張している私に、教会の方がたの「ゆっくりでいいですよ」「困ったことはないですか」「ご家族は大丈夫ですか」など、温かい励ましの言葉は私と家族にとって大きな慰めとなり、少しずつ教会に馴染んでいくことができました。
地域の他教会との協力伝道会、中国・四国バプテスト教会連合に関する諸集会に参加しながら、緑の牧場教会だけではなく、教会と繋がっているたくさんの人びと、団体、機関と新しい関係を結び、西南学院大学神学部で支えられたように、ここでもまたさまざまな関係性の中で協力し合い、支えられ、祈られて過ごしております。
神さまは私と家族を「緑の牧場に伏させ」そして「いこいの水のほとり」に導いてくださいました。ここで私の羊飼いである主に仕える者として、今までいただいたたくさんのお祈りとお支えを感謝しながら、これからは自分が誰かのために祈り、支える存在となっていきたいと願っております。主によって建てられた教会で、教会に招かれている人びとと共に教会も自分も成長していきたいと願います。
女性連合の奨学生として今まで本当にお世話になりありがとうございました。これからも神の同労者として共に歩んで行きたいと願います。
「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます」(詩篇23・1~2、新改訳)