主の愛に応えて生きる
女性連合副会長 本多 依子(ほんだ・よりこ/函館教会)
今月は、「献身者デー」です。女性連合が支えている奨学生を覚えて共 に祈り、その学びを支えるために献金をささげましょう。
「何のために生まれて、何をして生きるのか。答えられないなんて、そんなのは嫌だ」。これは我が家の息子たちも大好きだった、ある有名なアニ メの主題歌の冒頭の歌詞です。軽快で楽しげなマーチのリズムに乗って歌 われますが、その曲調とは裏腹に、歌詞には深いメッセージが込められて いることに驚きました。それは、私が学生の頃、挫折を通して与えられた問いと重なったからかも知れません。「命あるすべての者は必ず死に向か って歩んでいるのに、何故生きなければならないのか」というものでした。
後になって、キリストが私の罪を贖うために身代わりとなって死んでくださったことで、死は永遠の生命への始まりであると知らされ、この上ない喜びと平安に満たされたことを、今でもはっきりと覚えています。自らの命を犠牲にしてまで、この私を愛された主の十字架を見上げ「われ何をもちてこれに応えん…」と日々自分に問いながら、これからも歩ませていただきたいと思います。
女性連合に連なるお一人おひとりが、日々神の愛に立ち返り、その栄光のために豊かに用いられますように祈りつつ(Ⅰヨハネ4・9〜 10)。
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