50周年誌

女性連合の『50周年記念誌』出ました⑫ 2025年3月号

執筆者
壱岐 基子
『世の光』編集委員
前橋教会(群馬)
『世の光」編集委員 前橋教会(群馬)
壱岐 基子(いき・もとこ)

 

歴史に感謝!!

現代は分断の時代と言われています。世界の状況を見聞きするとき、戦争や紛争、経済格差、自然破壊など絶望的な状況があふれています。そして私たちの周りを見回しても、さまざまな差別や格差が存在します。そしてそれを乗り越えることがとても難しいと考えている私がいました。そのような中で目にした50周年記念誌。表紙の文字『つながる喜び~信仰と希望に支えられて~』の文字を目にし、感謝の思いがあふれました。私たちは確かにつながっている、それも現在だけでなく過去から未来まで。イエスさまによってつながっていることを再認識しました。

女性連合の前身である婦人連合が発足した当時、私は小学生でした。その頃、私の祖母や母、教会の女性会の方がたがどのような思いで活動しておられたのかをこの記念誌を読みながら思い起こしました。まだ根強い男性優位社会であったにもかかわらず、教会の女性たちは精力的に教会を支えておられました。働く女性は自らのお給料から献金しました。専業主婦であった女性たちは、家計を節約して、また手芸や料理をすることでバザー品を生み出してささげていました。それぞれがそれぞれにできることを精一杯努力していたのだなあと思います。

巻末の年表は記念誌の5分の1を占めています。1年1年の歩みのエッセンスを一目でわかるようにしていただけてうれしい限りです。「ああ、なるほど」「この時代は学生運動が…」などと時代状況を思い起こしながら読みました。50年の歴史をこのようにわかりやすく年表になさったご苦労に心から感謝いたします。

とくに、50年前からの主題と副題を順に読みながら女性連合の成長過程に思いを寄せました。学生時代になぜ歴史を学ぶのかと問うたとき、「同じ過ちを繰り返さないため」と教えられました。そして「歴史の中で培われてきた知見を未来に生かすため」と教えられました。女性連合の積み重ねてきた歩みはさまざまな成功と失敗の歩みであったと思います。記念誌には失敗談はなかなか見いだせませんが、歴史の裏にあったであろう過去の失敗談や反省談をいつかどこかで伺いたい気がします。

人は成功から学ぶことも多くありますが、それよりも失敗から学ぶことの方が多いと私は思っています。そして楽な道よりも苦労して歩む道の方が、私たちを成長させるのだと思っています。いま、女性連合は50周年を迎え新たな転換期を迎えています。そしてとても苦労しています。どの教会も等しく高齢化を迎え教会員の数が減少しています(中には違う教会もあるでしょうが!)。私たちは賢くこの状況を乗り越える努力をしていきましょう。どんなときも主がともにおられます。そして主は私たちを同労者として選んでくださいました。「あなたが必要だ」と言ってくださるのです。この50周年誌を手に主の召しに応えていきましょう。

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記念誌のお問い合わせは女性連合まで

1冊¥1,000にて 頒布しています。まだ在庫がございます。ぜひお手に取って歴史を感じ、女性連合をお支えください!

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