女性連合のひろば

女性連合のひろば 2025年2月号

執筆者
米本 裕見子
所属
女性連合幹事
女性連合幹事  米本 裕見子(よねもと・ゆみこ)

 

2025年1月1日、能登半島地震から1年。テレビで発災当時の個々人や自治体の生々しい状況を知りました。この1年、言葉にならない悲しみ、苦しみを抱え続けてこられた多くの方がたを思うと胸が締め付けられます。また今年は阪神・淡路大震災から30年となり、敗戦から80年です。

年の瀬には、政情不安が続く韓国で甚大な飛行機事故が起きました。世界のあちこちでは、今この瞬間も戦火の中、子どもたちや人びとが寒さと飢えと恐怖でふるえています。クリスマス、年末、年明けと、にぎやかな祝いの時と隣り合わせで、対照的な悲しみと喪失が起きていることに戸惑いや空しさを覚えます。そんな日常の営みの中で弱さと無力感を抱えつつ自分に何ができるのか問い続け、モヤモヤを引き受けながら過ごす時、「祈り」が生まれるのかもしれません。自分の足元とこの世界がつながっているからこそ、隣人のいたみに関心を寄せ、小さな祈り、声、行いが、少しでも平和へと向かうことを信じて、丁寧に生きていきたいと願います。

本誌2025.1月号と2月号で能登半島被災地支援に携わっている方がたの声をお届けしました。女性連合役員会では中部連合を通して能登支援献金を届けることにしました。窓口として立ってくださっている中部連合のお働きに感謝します。また、中部連合では、北陸3教会(富山小泉町教会・金沢教会・福井教会)が、それぞれ被災地支援を開始し継続していることを受け、この1月から毎月第1火曜日夜8時より「能登被災地支援をおぼえる祈り会」を始めたとのご連絡をいただきました。各教会の活動を通して多くの方がたに被災地の現状を知っていただき、地方連合の垣根を超えて3教会の働きを覚え、祈り協力していきたい、と願っておられます。ご一緒に祈りを合わせていければ感謝です。
ZOOMミーティング  ID: 299 155 4303 パスコード: 406121

 

おしらせ

  • 12月の書面総会は無事にすべて可決・承認されました(詳細はこちら)。感謝します。
  • 「第35回全国小羊会キャンプ」の詳細はこちらプログラム)。申込は2月3日までです。
  • 「第16回沖縄6・23学習ツアー」の予定はこちら。申込は2月3日からです。
    女性連合ホームページからもご確認ください。お祈りください。

 

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