女性連合のひろば

女性連合のひろば 2025年8月号

執筆者
米本 裕見子

つながりの中で、これからのビジョンをともに描いて

 

暑中お見舞い申し上げます。猛暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
「これから」に向けて、少しずつ土台を整えています。役員会や実行委員会、検討チーム、「ひろば」の集いなどを通して、思いを分かち合い対話を重ねてきています。そこには、これまでの女性連合を支えてきた先輩方の祈りやスピリットが、静かに息づいているようです。女性連合が「世界伝道」を掲げ、祈りと献身を続けてきた活動は、信仰によってつながる喜びと、差別や抑圧に苦しむ私たち・女性が力を取り戻していく歩みでもあったと思います。それは私たちの内に今も生き、必要とされているものです。なぜなら真の「ジェンダーフリー」が実現するには、まだまだ時間が必要だからです。ですから私たちは、つながり続けることを大切にし、この足元と世界に目を向け、差別や暴力に敏感であり、学び、問い続ける姿勢を持ちたいと思います。今号の「今月のことば」にあるように、「すべての人の命と平和」を願う祈りこそ、神さまが私たちに与えてくださった使命です。ともにその道を歩んでいきたいと願います。

【女性連合の理念】(案・10月の総会にて議案提案予定)

標語:わたしたちは神の同労者である(Ⅰコリント3・9、口語訳)

■わたしたちの願い(ビジョン)
すべての命が尊ばれる世界を目指して、互いに助け合うものとしてともに生きる

■わたしたちの使命(ミッション)
イエス・キリストと出会ったわたしたちは、神の愛をわかちあい、すべてのいのちを慈しみ、平和を実現する者となります

■わたしたちの指針(バリュー)※聖書:協会共同訳
<平和の希求>
歴史の中での痛みを忘れることなく この世界にあって神の平和の実現を祈り求めます (ミカ6・8、マタイ5・9、Ⅰペトロ3・11)
<人権と多様性の尊重>
すべての人びとの尊厳と多様性を互いに尊重し、平等・公正な社会をめざします (創世記1・27a、マタイ22・39b、テトス2・11)
<未来をはぐくむ>
未来を生きる若者たちとともにイエス・キリストにある喜びを分かち合い、神の創られた被造物・環境を守りはぐくみます  (創世紀1・31a、マタイ13・31b~32、ルカ18・16b)
<世界と出会う>
世界の女性たちと出会い、つながりを深め、神の恵みの豊かさを分かち合います (マルコ16・15、ローマ12・15、Ⅱコリント13・11b)

わたしたちの活動(アクション)へ続きます。

女性連合ホームページ:www.jbwu.org
ホームページ共通パスワード:jbwu-sekai

『世の光』Web

2025年4月号から『世の光』Webの各記事から、朗読者による音声(オーディオ)配信がスタートしました。「祈りのきずな」及び表・報告ページを除く、すべての記事が対象です。各記事ページから個別に、また目次ページからは通しで再生できます。ご自身のペースで、いつでもどこでもお聴きいただけますので、ぜひご活用ください。「今月のことば」「時代の転換点に立って」「女性連合のひろば」は登録なしで試聴できます。

 

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