今月のことば

今月のことば 2024年5月号

とこしえに変わらないもの

女性連合副会長  本多 依子
(ほんだ・よりこ/ 函館教会[北海道])

 

私の住んでいる北海道は、5月になると桜やサツキツツジ、藤の花、その他ありとあらゆる花々が一斉に咲き、まるで絵画のような美しい光景になります。それは私に、冬の間、雪かきと厳しい寒さを乗り越えたことによる神さまからのご褒美だな…と感じさせ、すべてを造られた神を褒め称えずにはいられなくなります。

さて、女性連合は2022年度より、今後のあり方を検討するために、「これからの女性連合検討チーム」を立ち上げました。財政、組織、世界伝道のあり方などあらゆる面から見直し、新しい時代を見据えつつ、どのように女性連合の働きを推進していくか、多くの話し合いがなされてきました。

しかし、時代に合わせてその組織を変化させたとしても、忘れてはならないもの、変わってはならないことがあることに気づかされます。

先に神から与えられた福音の恵みを受け、その救いの喜びと感動を内に秘めつつ、とこしえに変わることのない「神の言葉」という真理に女性連合が立つのならば、神さまは私たちを祝福し、み心のままに豊かに用いてくださると確信します。

草は枯れ、花はしぼむが/わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ」(イザヤ40・8)

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