今月のことば

今月のことば 2024年12月号

恵みの時

 

 

 

 

女性連合書記
児玉佐代子(こだま・さよこ/ふじみ野教会[埼玉])

12月に入りました。今年は11月24日から12月1日までの「世界バプテスト祈祷週間」の時を祈りとともに過ごし、12月1日からはイエスさまの誕生を待ち望む待降節を迎えます。何となく心忙しく過ごしてしまう月であるからこそ、「待て待て」と自分に言い聞かせています。

 「主はこう言われる。『さまざまな道に立って、眺めよ。昔からの道に問いかけてみよ/どれが、幸いに至る道か、と。その道を歩み、魂に安らぎを得よ。』」(エレミヤ6・16)

この月ばかりでなく、コロナ感染症の期間を含めてのこの数年は、私たちにとって、さまざまな道に立って、眺めて、問いかける時、「待て待て」と立ち止まり考える時であった(ある)のかもしれません。女性連合が機構改革に取り組む今、私たちにできる最善の選択は何なのでしょうか。きっと悩み考えているこの時でさえ、神さまがくださった大切な恵みの時なのでしょう。目の前の人や出来事に応じて、何をどのように大切にして、言葉で形で表していけば良いのか、大いに悩み考えていきましょう。このような頼りない人間を信頼し、幼子をそしてこの世界を託してくださった神さまの思いに応える者となることができますように。

「イエス・キリストと出会ったわたしたちは
神の愛をわかちあい
すべてのいのちを慈しみ
平和を実現する者となります」

(ミッション[果たす役割]案)

error: この記事は保護されています