キリストのもとに一つとされて
本多 依子(ほんだよりこ/女性連合副会長 函館教会[北海道])
私の連れ合いは牧師の息子です。実家に行くと、夜9時に皆が居間に集まって家庭礼拝をささげます。『世の光』の「祈りのきずな」のページを用いて、聖書を読み、その日の祈りの対象となる教会と、その牧師のために祈りました。クリスチャンではない家庭で育った私は、家庭で礼拝する経験がありませんでしたが、そこに流れる何とも言えず、温かくて、心の底から湧き上がる平安や喜びを体験しました。そして、自分の教会や友人知人のことだけではなく、全国の諸教会・伝道所を覚えて祈るということがとても新鮮に感じられました。
連れ合いが函館の教会に赴任して丸18年。私たちの教会も全国の皆さまの祈りに支えられてきました。お会いしたことのない方から「今日、あなたの教会のために祈りました」という葉書をいただいたことで、とりなし祈られていることの心強さと主にある絆を強く感じ、大変励まされました。
女性連合の『世の光』が、全国の教会に集う女性たちを繋ぐ大切な “祈りのきずな ”として、これからも豊かに用いられていくことを切に願います。
こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリストのもとに一つにまとめられます(エフェソ1・a)