この光に導かれ
加藤 泉(かとう・いずみ、女性連合会長 大井教会[東京])

70年にわたり発行されてきた『世の光』は、み言葉に導かれ、祈りのうちに読み継がれてきました。その歩みの豊かさを、私は一揃いのバックナンバーから改めて教えられています。教会員で大切に読んでおられた方が天に召され、ご家族から託されたものです。誌面には丁寧に引かれた線や付箋が残され、どのみ言葉に励まされ、どの祈りに支えられてこられたのかが静かに伝わってきます。そこには確かな信仰の証が刻まれていました。
また、数年前に召された義母の枕元にも、いつも『世の光』がありました。元気な時も、晩年の弱さの中にあっても、み言葉は寄り添い、光となって歩みを照らしていました。一冊の機関誌が、人生のただ中で主の臨在を示す灯となっていたのです。
歴史の中で恵みを受け取り直すことは、過去を懐かしむことではなく、その歴史の中に生かされている私たちを確かにし、勇気づける出来事です。70年の歩みの中で祈りと共に受け継がれてきたものを感謝とともに胸に刻みつつ、2026年を丁寧に歩み、新たな備えの時として祈りつつ進んでまいりましょう。主の光が、これからも私たちを照らし続けますように。