第1回 私と賛美歌
江原美歌子(えはら・みかこ)
相模中央教会 音楽・子どもユース担当主事/新生讃美歌推進担当
皆さま、こんにちは! 対面でお会いする機会が減ってしまい、ご無沙汰しております。現在、日本バプテスト連盟宣教室の「新生讃美歌推進担当」として、また「教会音楽研修センタープロジェクト」「教会音楽カフェ」の一メンバーとして協力伝道に名を連ね、相模中央教会(神奈川)では、音楽・子どもユース担当主事として、ほか、日本賛美歌学会や、情報発信の"NewSong"(個人企画)を通して、賛美歌と教会音楽推進の働きにワクワクして臨んでいます。
さて、『世の光』4月号より一年、「賛美歌さいこう」シリーズを担当することとなりました! さまざまな角度から「賛美」について、また賛美歌の「賜物」をご紹介できることを楽しみにしています。第一回目は「私と賛美歌」からはじめてまいりましょう!
私の出身教会は大井教会(東京)で、幼少期のころから、たくさんの賛美歌に出会ってきました。当時、大井教会の「子どもコーラス」を設立し指導されていた大谷レニー先生と一緒に子どもたちで創作した「かみさまありがとう」(『新生讃美歌』51)、教会学校で覚え、今でも私の応援歌である「主イエスとともに」、特別伝道集会で歌った『新生讃美歌1・2』の福音の歌や、大井教会オリジナル歌集『日々にうまれる証しのうた』の「罪ゆるされしこの身をば」などです。また『新生讃美歌3・4』の創作賛美歌で養われました。
ユース時は、全国少年少女大会での賛美や『友よ歌おう』のフォーク調の賛美歌で力をいただき、米国留学中での南部バプテスト連盟発行歌集の新しい歌「栄光と賛美を」(『新生讃美歌』21)との出会い等々、私の信仰の歩みには常に賛美歌があったことを思い返します。
米国留学帰国後には新生讃美歌編集委員会に加えていただき、出版後は連盟教会音楽室長として「推進」に携わるようになってから、あらためて「私と賛美歌」について考える機会が与えられました。私の賛美歌のルーツは? なぜこれらの歌を歌ってきた(いる)のだろう? と。そして『新生讃美歌』発刊直後からは、これから何を歌っていくのか? との問いをいただきました。それまでは「受けて」きた賛美歌でしたが、新たに賛美歌に出会い、創造することの必要性に気づかされ、周りで歌われている新しい賛美歌に目を向けるようになりました。また『新生讃美歌』では、賛美歌検討委員会議(前・宣教部)で曲ごとの評価を進めていく中で、賛美歌で歌われている宣教や言葉の中身について意識するようになりました。「何を歌うか」は、何を食べるかによって命と健康が保たれるように、信仰を形づくる上で、大きな意味をもつものだと感じています。賛美歌を通していただいてきた言葉と音楽に感謝しつつも向かい合い、これからの賛美歌をご一緒に考えていきませんか?