〜これからの女性連合〜
立ち止まって 女性連合の歩みを知り
女性連合 会長
加藤 泉(かとう・いずみ、大井教会[東京])
20202020年、総会で「女性連合のこれからを考える検討チーム」の立ち上げが承認され、2021年よりその働きが始まりました。数字として現れる財政の問題に取り組みの必要を感じての立ち上げでしたが、数字と向き合うことは、今後私たちが働きの柱として何を選び取っていくのかを考える時ともなりました。将来のことを考えていくには、当然のこととして今までの歩みを振り返り、検証することから始めなくてはならず、歴史の中での女性たちの歩みと働きを改めて知る時ともなりました。
女性連合のその前身の歩みは、先立つアメリカの女性宣教師たちの祈りと働き、そして日本の女性への教育と伝道への強い願いから始まります。アメリカにあっても日本にあっても女性たちが社会での働きはもとより、教会での伝道奉仕にも制約・制限のあった時代に起こされた歩みであることを思う時、今の私たち自身をどう捉え、これからをどう歩むかを問われます。
地方連合での「ひろば」から
今年度は「わたしたちのひろばin地方連合」(以下、ひろば)という形でのひろば《対話の時》を全国の地方連合で開催してくださり、直接お会いする中でこれからの女性連合を考える時と場が与えられました。全国13地方連合のうち、最後にこの3月の西九州地方連合で集会を残すところとなり、12地方連合での集会を行うことができました。これまで行われた「ひろば」の形態はそれぞれの地方連合で特徴があり、地方連合による違いも特徴も肌で感じる時となりました。西関東地方連合では壮年や中高生も共に集う一泊のファミリーキャンプの中でのプログラムとして行われました。またバプテスト大会の一部に組み込んでくださった地方連合、講演会と合わせた形での集会となった地方連合などもあり、振り返ると女性会以外の方が女性連合の存在意義も強く訴えてくださる場面も何度かありました。壮年の方でも女性連合会費を払い準会員となってくださっている方の参加や、『世の光』を長く購読くださっている男性購読者の方からいただいたご意見は大変積極的で印象的なものでした。
また、幾つかの地方連合では開催地までの長距離を駆けつけてくださった教会の方がた、オンラインを併用しての形で参加くださった方がたも多くおられ、とくに地方にあって女性会を持つことが難しくなってきている教会から伝えられた女性連合につながることの喜びは、その存在意義を改めて確認し、祈り合っていくことの大切さを教えられました。
機関誌『世の光』についても購読部数の減少がクローズアップされがちですが、その発行を心から願い、女性会のプログラムとして用いてくださっている教会が多くあることをあらためて心にとめ、発行を継続していく道を願っていきたいと思います。対話の場としての「ひろば」で語られたことの中にはいろいろな意見があり、積極的・肯定的な意見ばかりではなく、今までを当たり前とするのでもなく、立ち止まる時だからこそ、これからをどう歩み出すのか、思いや考えも語られました。
そして、ここで全国での「ひろばin地方連合」を開催のために、実行委員の皆さま・地方連合の役員会の皆さま、開催のために多くのお助けをいただいている教会の方がたのお働きと祈りに心から感謝をお伝えしたいと思います。
2025年度もさらに、新しい歩みへとご一緒に導かれていきましょう。
「わたしたちのひろば」in 地方連合(予定) 西九州 3月20日(木・休)