〜これからの女性連合〜
新たなスタートへ ー女性連合総会・信徒大会報告ー
女性連合幹事(東京北[東京])米本裕見子(よねもとゆみこ)
日本バプテスト女性連合 第53回総会・信徒大会
2025年10月16日(木)~18日(土) 大井教会
本当に多くのお祈りとご協力、ご参加をありがとうございました。
ご奉仕くださった方がた・チームによる献身的なお働きが見事に組み合わされ立て上げられた女性大会となりました。すべてを導いてくださった神さまをほめたたえます。
■総会
議長団の采配の内に活発な質問・意見をもって、すべての議案が可決・承認され、2026年度からの新役員と新幹事が決まりました(詳細)。
女性連合の新たな理念を含む機構改革関連の4つの議案が可決され、2027年度から会費は年3000円(30年ぶりの値上げ)に。『世の光』誌は隔月発行で一冊500円(20年ぶりの値上げ)が決まりました。78年間、毎月発行してきた『世の光』誌が2027年度より隔月発行となるのは大変大きな痛みを伴う決断でした。また、規約改定として、教会に「女性会」はなくても「個人」が女性連合に加盟できる形にし、さらに「賛助会員」を設けました。
■信徒大会Ⅰ・Ⅱ、講演・朝のつどい
音楽チーム&聖歌隊リードのもと、平和への願いと希望にあふれる新たな賛美歌が会場に響き渡り恵み豊かな信徒大会となりました。
2回の講演では、女性連合と連盟の歴史を振り返りつつ、女性たちの置かれてきた立場を踏まえ、昨年の「日本バプテスト女性連合とのこれからの協働のために~性差別に基づく構造的課題に対する理事会表明~」についてじっくり学び、「当たり前を当たり前としない感性を持つこと」の大切さと、バプテストとして「多様な者たちがキリストにあって、ともに歩む一致 (Unity)」について確認しました。
総会・信徒大会の内容が繋がり一つとなったようで、ここに至るまですべての時が神さまの導きの内にあったこと。この大会で一つの節目を迎え、幕がすっと上がり未来への扉が開かれ、新たなスタートを感じるとともに、主への感謝と希望でいっぱいになりました。
■この先へ
決議された新たな女性連合の理念とともに、「世界宣教」をはじめ諸活動は、ともに考え責任をもって、神の働きに参与していくことになるでしょう。過去の「当たり前」を見直したとき、どんな気づきがあり、それを認め、悔い改め(方向転換)をしていけるでしょうか。この先を悲観して下向き・内向きばかりにならないで、つながりを喜び、励まし合い、神さまに信頼していければと願います。
女性連合のパートナーとなった「韓国バプテスト女性宣教連合」の代表の方がたが参加くださったことは大きな励ましでした。私たちは、目を上げて世界と次世代に向かって、生きる力・エンパワメントに繋がる活動を行っていければと願います。例えば、オンラインを活用した軽やかな活動(例:ヤングウーマン研修会、祈り会、読書会など)はいかがでしょうか。
■お支えください
新たな女性連合の理念に基づいての具体的な運営方法や活動については、これから検討・提案していくことになります。未だ改革の途上にある女性連合です。引き続き、お祈りと財政面(特別献金」、会費、世の光』購読)『で「お支えくださいますよう、よろしくお願いします。
今大会で、皆さまの「女性連合愛」を実感しました。変化することを恐れず、神に信頼して、愛と勇気を臨みつつ、新たな時代にふさわしい女性連合に向けて、ともに歩んでいけますように。世界と次世代の方がたとともに。感謝と希望をもって。神を賛美しつつ。