〜これからの女性連合〜
総会の振り返り―規約改定の視点から―
女性連合副会長 中條 邦子(ちゅうじょう くにこ、宮崎〔宮崎〕)
10月16日(木)~18日(土)に行われた対面の総会において、第14号議案「日本バプテスト女性連合規約改定に関する件」が賛成多数で可決されました。
今回の議案提案は、現在各教会・伝道所において、「女性会」という枠組みから属性にとらわれない「信徒会」へ移行する教会・伝道所が増えつつあり、その状況の中で、総会に代議員として出席し女性連合の働きに参与したいと希望している女性たちが引き続き女性連合に加盟し活動に参加できるように、また現在、女性会(それに準ずる会)がなくても個人で女性連合の活動に参加されたい方が参加できるように改定する必要が出てきたとのことで立てられました。
「これからの女性連合検討チーム」の「規約チーム」の方がたが改定案を練って、それを役員会に提案してくださいました。それを役員会で検討し、規約チームの方とも話し合い文言を整え、実行委員会に議案の提案をし、今回の総会で議案を提出しました。
女性連合を構成するメンバーを改めて「正会員」とし、日本バプテスト女性連合に加盟している教会・伝道所の女性会(それに準ずる会)の「女性」(女性と自認する方を含む)としました。また今回、教会・伝道所に女性会(それに準ずる会)がなくても、女性(女性と自認する方を含む)である個人(ただし教会・伝道所ごとに加盟していただくことになりますが)も正会員となることができ、総会の代議員として女性連合の働きに参与することができます。女性以外の方や女性連合に加盟していない教会・伝道所の女性たちで、女性連合の働きに参与したい方については「賛助会員」としました。
この議案について、たくさんの方からご質問やご意見をいただきました。それを受けて二日目の夜に実行委員会の方がたと話し合い、三日目に文言を整えたものを提出させていただきました。その話し合いの中でも、どうすれば今の現状に則しつつ代議員の皆さまにもご賛同を得られるか、実行委員の皆さまが意見を出し合い、真剣に考えてくださいました。
総会時でもお話ししましたが、これは現状の中で実態に則した規約変更が必要となっての提案でした。ご意見いただいたようにまだまだ考えていかなければならないことがたくさんあり、そのことに気づかせていただいたことを感謝しています。今回の総会・議案提案を通して、女性たちが女性連合の働きについてよく考えてくださり、活動に参与してくださっていることを身に染みて感じました。出された質問意見をもとに今後も規約改定を考えていきたいと願っています。
これからも、神さまのみ心を常に尋ね求め、この世に仕える女性連合として、皆さまと共に歩んでいけるよう、皆さまと対話しながら歩んでいく女性連合でありたいものです。
