時代の転換点

時代の転換点に立って 2026年2月号

執筆者
児玉佐代子
所属教会
ふじみ野〔埼玉〕

〜これからの女性連合〜
この活動への希望

女性連合書記 児玉佐代子(こだま さよこ、ふじみ野〔埼玉〕)

 昨年10月に開催された第53回女性連合総会・信徒大会にて、第11号議案「女性連合の理念」のひとつひとつが実行委員によって丁寧に読み上げられ、全会一致で承認可決されました。「神の同労者」としてのこれまでの働きは、わたしたちの願い(ビジョン)、使命(ミッション)、指針(バリュー)から活動(アクション)へとつながっていることを改めて受け取り直した時でもありました。総会の中では特別会計の世界祈祷週間献金(とくに「推進活動費」・「調査育成費」)の使い方へのご意見もいただきました。

■「沖縄(命どぅ宝)の日」6・23学習ツアー(推進活動費)

2006年度の総会決議に基づき2007年度から定められた「沖縄(命どぅ宝)の日」。「知る・祈る・共有する」ことを大切に進められてきた活動です。沖縄戦での凄惨な体験と現在に至ってもなお続く悼みと現状への痛み。大会の「朝の集い」の中で学習ツアーに参加された方による証、また『世の光』を通しての証は、世界の平和と「命こそが宝」との思いをより一層強く感じさせられるものでした。推進委員会や事務局の負担等は今後の課題となりますが、この大切な活動の推進と企画をするにあたってはスタッフによる責任の下、さまざまな準備や整えが必要であることを覚えたいと思います。

■全国小羊会キャンプ(調査育成費)

参加人数やプログラムの内容、経費面のことなどはすぐに目に見える形で知ることができますが、それとは異なり時間をかけて見えてくるものがあることを今回改めて感じました。小学生の時に参加した全国小羊会キャンプで問いかけられた牧師・宣教師など献身の形のすべての決心に手を上げていたという話をご挨拶の中でされた新幹事。全国小羊会キャンプで蒔かれた種が牧師へと育てられ、時を経て女性連合の新幹事として総会の場に立っておられることに、神さまのご計画の不思議さを思わずにはいられませんでした。全国小羊会キャンプは、安心安全を第一に準備がなされる中、子どもたちがもう一歩神さまの創られた広い世界と出会うために、毎年のテーマが考えられているように思います。わたしたちの指針(バリュー)「未来をはぐくむ」ことは一朝一夕に結果が現れるものではありません。子どもたちはこれからの未来をつくる人であると同時に、平和な世界をつくりだす人になって欲しいと願います。その子どもたちを育ててくださる神さまに祈りつつ待つこと、そのために必要な時間と場所、人と経費があることもしっかりと心にとめたいと思います。

■そしてこれから

新たな理念のもと歩み出した女性連合ですが、財政面のことをはじめ課題は山のようにあります。
「働き手の継承、財政や組織の課題、活動の再構築――どれも現実的で大切なテーマですが、私たちはこれらをただの『課題』としてではなく、主が私たちに委ねてくださった使命の一部として受け止めたいと思います」と昨年11月の検討チームの会議で会長から挨拶の言葉がありました。

婦人連合での「世界バプテスト祈祷週間」の始まりは1933年。献金額は99円79銭だったそうです。これまでもその折々の時代や状況に寄り添いつつ内容の検討が行われ「神の同労者」としての女性連合の働きが祈りの中で繋げられてきたのではないでしょうか。

特別会計の用い方の検討をしていくことの大切さと共に、すべてのいのちと平和につながるこの活動への希望は、手放さずに持ち続けていきたいと願っています。

  • 総会以外のプログラム動画は、プログラムごとに女性連合ホームページ(http://jbwu.org)に掲載しています。また、総会関連書類も女性連合ホームペ ―ジから閲覧・ダウンロードできます(ホームページ内共通パスワード:jbwu-sekai)。総会の議事録は、12月の全国発送でお送りします。
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