祈りに支えられて
杉山いずみ(すぎやま・いずみ、徳島教会牧師[徳島])

女性連合の皆さまのお祈りとお働きを感謝いたします。
わたしは2010年〜2013年に西南学院大学神学部選科の学生であった時に、女性連合の奨学生として、皆さまのお祈りとお支えをいただきました。神学生であった時だけでなく、それ以前より女性連合のタイ・フィールド伝道に参加した時、また2008年に国際ミッション・ボランティアとしてタイに派遣された時から、女性連合の皆さまに祈り育てていただいたと思っています。
タイ宣教に仕える思いを持ちながら神学生になったので、わたしの証を読みながら「タイの宣教師を育てている」という思いで祈ってくださっていた方たちもおられたことと思います。牧師になり、女性連合の大会に参加をした時に、「タイの宣教師になると思っていたのに」と声をかけていただいたこともありましたし、わたし自身もそのように思っていました。神学生の時にも、タイの神学生との交流プログラムや、カンボジアでのミッション・スタディーツアーなどに参加しながら、タイで子どもたちの支援をする働きを思い描いていました。
けれども、2011年3月11日の東日本大震災のニュースをタイの神学校で聞き、その後、タイの神学生と共に2004年のスマトラ沖地震の被災地のプーケットを訪ねる中で、「日本のために祈っているね」とタイの方たちに祈られる中で、日本で主に仕えるという思いに変えられていきました。
自分が日本で牧師として働くとは思いもよらず、主がわたしをどのように用いてくださるのだろうか、わたしに何ができるのだろうか、と祈りながら牧師としての招聘(しょうへい)を受けました。
徳島教会には近年、外国にルーツを持つ教会員や来会者が増えています。「外国人」として日本に住む中で抱える痛みや苦しみ、不安や寂しさに寄り添うことがあります。このような時に、少しの間でしたが、タイで「外国人」として過ごしたことが理解に役立っていると感じることがあります。また、タイで子どもたちに仕えたいと思っていましたが、6年前に里親を始め、子どもたちとの出会いをいただいています。タイで宣教師として取り組みたいと思っていた働きを今、徳島で牧師として行っています。
今年6月には、野口日宇満(のぐち・ひゅうまん)宣教師が遣わされているインドネシアの神学校より、2名の神学生が研修に来てくださいました。その他にも、いろいろな国からの来訪者に励まされながら、共に主を証ししていくことが、徳島から世界に繋がる世界宣教の働きであると思っています。