ファイト！ 女性連合
女性連合会長 吉髙 路
（よしたか・みち／市川八幡教会）
５月に母を天に送りました。「あの娘は、リーダーシップを取れるようなタイプじゃないから…」。浦和教会でのほぼ最後の礼拝出席となった日曜日に、母は廣島規子（ひろしま・のりこ）さん（現・会計役員）にそう話し心配していたと聞きました。
わたしも母から同じ言葉を何度か受けとってきました。母の心配どおり、わたしにはそれが無いことを自覚しています。ただ、この４年間、社会状況の変化や財政課題をめぐって、どうしても女性連合の機構を改革するしかないことを強く感じてきました。女性連合の使命と歴史をどう考えるか、全国の女性会が抱える現状と課題にどのように向き合い、ともにある組織になれるのか、未来に向けてどうつながっていけるのか。何とかしなければ、と気負ってみたり、改革の難しさに落ち込んでみたりの日々でした。今年度の総会に報告される収支決算報告書も、今までのままの活動を続けることが厳しいことを突きつけてきます。
母も女性連合を生きた一人の女性。重い荷を担いあぐねているわたしを最期まで祈り、励ましてくれましたが、それは女性連合の未来への応援であったと思います。
わたしたち女性連合のこれからのかたちについて、皆さまとご一緒に悩み、考えていきたいと願っています。