〜これからの女性連合〜
世界宣教グループ
―女性連合らしい世界宣教とは?
女性連合書記 筑波教会(茨城) 佐藤 幸子(さとう・さちこ)
昨年度の総会で、私たちは新たな理念を全会一致で選び取り、改めて「世界宣教」を活動の柱としていくことを確認しました。では、私たち女性連合の世界宣教とはどのようなものでしょうか? 「世界宣教グループ」では、「女性連合らしい世界宣教とは?」との問いへ対話を重ね、そこから「世界バプテスト祈祷週間」についての検討を進めてまいりました。今後は、日本バプテスト連盟の国外伝道タスクチームとも対話を深めつつ、新たな協働の在り方を話し合っていく予定です。
■新たな理念と世界宣教
女性連合の世界宣教の歩みを振り返ると、これまで大切に紡がれてきた女性たちの願いや祈りは、形や表現は違えども、中身は私たちの新たな理念と完全に一致していることに気づかされます。私たちがこれまでも、そしてこれからも目指していくのは、「すべてのいのちが尊ばれる世界」であり、そこで「互いに助け合う者としてともに生きる」こと。「イエス・キリストと出会ったわたしたちは」、世界の人びとと「神の愛をわかちあい」「すべてのいのちを慈しみ」「平和を実現する者となる」こと。これがイエスさまの生き様そのものであり、これからも私たちの「世界宣教」の土台となっていくものです。
■「女性連合らしい世界宣教」とは?
これまで世界宣教グループの中で大切にしたいこととして話し合ってきたことです。
〇女性や子ども、マイノリティーの人びと、弱く小さくされたいのちに寄り添う視点。
〇女性たちが主体的にかかわれる形。
〇「世界」とは、日本国内も含む世界全体を指す。
〇次世代の育成。世界と出会う機会・全国小羊会キャンプなど。
〇ボランティアや国際交流、申し出制のプログラムなど新しい参加の形。若者の派遣。
〇平和の希求。沖縄の課題理解と祈りへの連帯。
〇連盟との対等な協力・協働関係の構築。
■「世界宣教」の意味の広がりと「世界バプテスト祈祷週間」の捉(とら)え直し
グローバル社会において、あらゆる活動は世界とつながっており、「世界宣教」の意味も広がり変化してきています。「世界と出会う」「平和の希求」「人権と多様性の尊重」「未来をはぐくむ」の四つの指針(バリュー)は女性連合の具体的な活動(アクション)を考える上で大切な視点ですが、不安の高まる世界情勢の中にあって、主にある平和の希望を未来へ繋いでいくためにも、これらの指針は今後益々価値のあるものとなっていくことと思います。
そのような中で、「世界バプテスト祈祷週間」についても、新たな捉え直しをしていくことが必要ではないかと考えています。たとえば、全国小羊会キャンプは四つの指針すべてを含んでおり、未来の世界の働き人を育てる大切な機会ですが、項目としては掲げられていません。沖縄の平和についても、世界祈祷週間に皆で心を合わせて祈ることができたら…と思うのです。また、世界宣教のすべての活動の事務を担う事務局の働きを、どのように覚えて支えていけばよいでしょうか。
「世界宣教グループ」の話し合いはまだ道半ばです。理念を具体的な形として、総会で提案していくことができますよう、更なる検討を重ねてまいります。どうぞお祈りに覚えてください。そしてぜひ皆さまのお声をお聞かせください。「私たち(女性連合)らしい世界宣教」の形を共に祈り求め、ご一緒に描いてまいりましょう!