〜これからの女性連合〜
女性連合の意義とメンバーシップ ~規約グループ~
女性連合副会長 西川口教会(埼玉) 戸井田敦子(といだ・あつこ)
「これからの女性連合を考える検討チーム」(以下、検討チーム)の「規約グループ」では、2025年度総会で改訂が承認された、『日本バプテスト女性連合規約』第五条および関連条文の検討を引き続き行っています。それは、大切な、女性連合のメンバーシップ(女性連合を構成する会員をどのように考えるか)にかかわるものだからです。
2025年度の総会や検討チームの協議の中でも、たくさんのご意見をいただきました。それぞれの教会の状況に応じて、「性別ではなく、働きで会を作る」という報告や、今の時代に性別を区分として会を作ることへの疑問、また反対に、女性が安心して集まれる場として女性会・女性連合を残して欲しいという要望もいただいています。
時代の変化で考え方は多様になり、社会状況も確かに変わってきています。しかし、世界でも日本でも、女性が搾取されている、あるいは弱い立場に立たされている、ということがなくなったわけではありません。国や地方で歴史的、文化的、宗教的背景が異なるとは思いますが、多くの不平等、命の危険、尊厳の喪失の中で苦しんでいる女性たちがいます。この痛みに満ちた世界に、私たちはあえて「女性連合」として、どのように立っていくべきなのでしょうか。
新しく採択された「わたしたちの願い(ビジョン)」および「わたしたちの使命(ミッション)」では、「すべてのいのちが尊ばれ、ともに生きる」ことを目指しています。それは女性連合が「女性」だけを受け入れ、「女性」以外は排除する、ということではありません。ですから、女性連合の活動に賛同してくださる方はどなたでもぜひ、ともに力を合わせていただきたいと願っています。
しかしながら、女性連合は女性の主体的な活動の場です。また、先にお話ししたように、まだまだ女性を取り巻く社会的課題があり、女性だけで安心して集える場の必要性があります。
加えて、女性連合の大切な働きの一つとして、ABWU(アジアバプテスト女性連合)、BWAW(世界バプテスト連盟女性部)を通じて世界の女性たちと繋がり、励まし合うことが挙げられます。ABWUの活動の一つ「Women Helping Women」は、女性が女性を支援するためのプログラムです。「助ける側・助けられる側」ということではなく、「ともに生き、ともに主の恵みにあずかる」ための働きであると考えています。
以上のことを踏まえ、昨年度の総会での改訂では、加盟教会・伝道所の「女性」を「正会員」とし、賛同してくださる個人を、性別や年齢にかかわらず「賛助会員」としました。現在は、「正会員」と「賛助会員」の定義と担う役割を考え、役員・実行委員・総会議長団は「正会員」から選出することとし、「賛助会員」は総会で陪席とすることなどを規約に盛り込む準備をしています。
さまざまなご意見があると思いますが、現在の状況の中でベストな形を模索し、検討を続けていますので、検討チーム・実行委員会・役員会の働きのためにお祈りいただければ幸いです。