〜これからの女性連合〜
■女性連合・私たちの世界宣教 女性連合会長 加藤 泉(大井)
これまで私たち女性連合は、「世界バプテスト祈祷週間」の働きを通して、国や文化、言葉の違いを越えて神さまの愛の豊かさを分かち合い、祈りの輪を世界へと広げてきました。
昨年度総会では、今後も女性連合の活動の柱の一つとして、「世界宣教」への取り組みをあらためて大切にしていくことを決断いたしました。女性連合に託された祈りと働きを大切に、女性連合独自の働きをしっかりと考えていきます。そして、日本バプテスト連盟(以下、連盟)との協働となる「国際宣教委員会」の立ち上げを考え、その準備のため立てられている連盟「国外伝道タスクチーム」との話し合いを行います。それぞれの総会を経ての決断となっていきますが、少しづつ、お互いの立場からの可能性を探りながら、話し合いを始めていこうとしています。これからの世界宣教を覚え、お祈りくださいますようお願いいたします。
■今、共にキリストを証しする国際宣教
連盟国外伝道タスクチーム委員長 西脇 慎一(西南学院)
これまでの連盟の国外伝道は、日本バプテスト女性連合の推進による尊い「世界バプテスト祈祷週間」献金によって宣教師やIMV(国際ミッション・ボランティア)などの働き人を国外に派遣することが中心でした。しかし「国際宣教」(※1)は、国外派遣と共に、国内諸教会がすでに各地域で行っている外国にルーツを持つ人びとと共に福音に生かされる働きです。
連盟は、2025年度第71回定期総会で「国際宣教の理念」を採択しました。これは、連盟の歴史に一つの大きな転換点として記憶されるべきものです。なぜなら、この採択は1979年の「国外伝道の理念と展望」、1991年の「国外伝道の理念と展望・補足」以来、実に35年ぶりの国外伝道における方向性の変化だからです。
これまで他国にルーツを持つ人びとが集まる教会は、外国語礼拝を行っている教会に限定されていました。しかし、今やどこの教会でも、いろいろな国にルーツを持つ人びとが来られているのです。私たちは、その人びととどのようにキリストを証しして生きるのでしょうか。しかし、そういうノウハウはあまり持ち合わせていない諸教会が多くあります。私たちは知恵を分かち合い、情報を共有し合い、その方がたと共に生きていくことができる繋がりを作りたいと思います。これが「国内における国際宣教」です。
一方で、私たちは「国外における国際宣教」を止めるのではありません。女性連合にとっての「世界伝道」、そして連盟における「国外伝道」の使命は変わることなく在り続けます。しかし、これまでのように専任宣教師を組織的に同じ形で送り続けることは困難です。ですから私たちは、諸教会が取り組む「国外における国際宣教」の働きに協働します。具体的な支援の形は現在検討中ですが、多くの方がたのご意見を伺い、提案していきたいと考えています。
一言で言えば、連盟の国際宣教は、今後、派遣の主体は各個教会となり、その教会が主からの使命に応え、取り組む国際宣教の働きを支援し、協働する働きに移行します。これを連盟と女性連合とが共に取り組むために、「国際宣教委員会」を設置したい、と考えています(※2)。
今後のスケジュールとしては、今年度の連盟定期総会で、国際宣教委員会設置を決議し、具体的な規約や予算案を審議します。27年度から国際宣教委員会を設置し、新しい規約に基づく諸教会の国際宣教の働きの告知を行い、28年度から具体的な支援を開始していきたいと考えています。
今後も日本バプテスト女性連合の皆さんと共に祈りと知恵と力とを合わせて歩めることを願っています。お祈りとお支えをどうぞよろしくお願いいたします。